2007年09月20日
東方正教会とは?
東方正教会(とうほうせいきょうかい、英語 : Eastern Orthodox)は、キリスト教の教派のひとつ。単に正教会(Orthodox Church)とも言い、東方教会と呼ばれる場合もある。また英語から入った慣例により、ギリシャ正教、ギリシャ正教会と呼ぶこともある。日本では主にロシア正教から教えが入った。
いわゆる使徒継承教会のひとつで、1世紀にまでさかのぼる歴史をもつ。「最も古いローマカトリック教会(西方教会)から東方正教会が分離した」といった認識や言説は今日でも散見されるが、事実に大きく反する。ローマ教皇が東方教会に対して西方教会に対するのと同じような権限を行使し得た史実は無いからである。東方正教会もローマカトリックも自らを「使徒の教会」としているのであって、いずれかを「本家」とするような解釈は著しくローマカトリック側の見解に偏ったものであるといえよう。東西教会のいずれも自らを正統であると自認しており、かつ他方と起源を同じくすることを認めているのである。
東方正教会は8世紀から11世紀にかけて西方教会との差異を深め、11世紀頃に東西に分裂したとされるが、1054年の「ケルラリオスのシスマ」と呼ばれる東西教会の相互破門は完全な分裂に帰結したとは言えず、その後も東西教会の交流は続いていた(後述参照)。より確定的な分裂の契機となったのは1204年の第四回十字軍であり、これにより東方正教徒の反西方教会感情と、それによる東西教会の決別が決定的となった。
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